”コール農法とは”  植物生理を理解し、必要な物を必要な時に吸収するのを手助けする。

農業は土作りと言われていますが、それで良いのですか?

植物の生理を理解しようとせず、良い土を作れば全て任せられる。それで出来る農業には限界があります。土作りに何年もかけ、病気や害虫と戦いながら、栄養価が低い不健康な野菜を作る。それまでは、収益性は度外視して、安い賃金で苦労するしかない。そんな農業は時代遅れとしか言いようがありません。

植物は多くの肥料の肥料を吸いますが、どの程度吸収するか考えていないのが現状です。  ミネラルを豊富に含んでいると言われた40年以上前の野菜の成分の平均から、どの程度肥料を吸収するのか逆算してみました。

1tの収穫物から逆算する肥料成分(kg)

当然野菜の種類によって前後はするものの、大きく違っては来ません。1tの収穫物を収穫する(畑から持ち出す)には3kgの窒素と5kgのカリとカルシウム、1.6kgの硫黄、リン酸はほんの1kg。最も注目して行きたいのは、窒素の45倍の炭素量が必要になる事。

通常炭素は土壌の腐植(堆肥を投入する主たる目的は、私はこの為と考える)と光合成による炭酸同化が必要となります。

植物の成長はC/N比で決まり、吸収した窒素に対して炭素をどれだけ同化するかが生育の基本になります。要するにアンモニアと硝酸とある窒素は、天候の条件が悪くても(低温であれば硝酸が、高温やあればアンモニアが)どちらかの窒素を吸収する事が出来ます。      天候が悪く日射量が少ない時に淡い色で徒長していくのは、光合成で炭酸同化出来ない(二酸化炭素を吸えない)から植物の中では一時的に窒素過多になるのです。

この窒素と同化作用の仕組みを理解すれば、高温、低温、長雨などの天候に対する対策が考えられます。

例えば、日射量不足ならば炭酸同化の不足によりクエン酸回路の動きが鈍り、微量要素の吸収が滞り、葉は硝酸対窒素が同化出来ず溜まった状態になります。一時的に窒素過多になるのです。窒素過多の弊害は生産者は誰でも感じていると思いますが、病気が発生し、害虫が寄ってきます。逆に言えば、炭酸同化と微量要素の供給をしっかり済ませておく、もしくは対策をすれば問題は起きにくくなります。

農家のスキルと言うのはこれに対する反応や準備を長年の経験で補えれる方で、熟練の生産者の技となっていますが、理由より経験であり、本当の意味での対策ではないのではないでしょうか?

コール農法では、このような対策を様々な資材を使ってシステム化しており、導入した就農1年目の生産者でも高品質の野菜の栽培を栽培しています。